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マルファン・ネットワーク・ジャパン(MNJ)
体育の日
「体育の日」=「運動会」
というイメージがありますが、大学時代、この体育の日に運動会がありました。
日本大学大運動会で、国立競技場を借り切って行われるものでした。
当時(今もそうですが)、日本大学の学生は1万人にものぼり迫力のあるものでした。
各学部対抗で行われる競技は、一般的な運動会?で行われる競技のほとんどが含まれていました。
長距離走、短距離走、リレー等々・・・、なにしろ日本大学!でしたので、スポーツ競技に関しては、どの学部にもオリンピック級の学生が在籍しており我々歯学部が太刀打ちできる競技などありません。
参加することに意義がある運動会ではありますが、何か思い出や達成感に飢えていたのかもしれません。
そこで当時(昭和60年頃)我々歯学部が目を付けたのがチームワーク競技だったのです。当時の教授・講師陣をはじめこのチームワーク協議の対象を徹底的に研究した結果、「綱引き」、「ムカデ競走」に的を絞ることになりました。
毎日居残りで徹底的に研究し練習を重ねました。研究・練習・研究・練習・・・。
選手の配置、力の入れ方、姿勢、掛声、タイミング・・・今思えば笑ってしまうぐらい真面目にたくさん練習しました。
「ムカデ競争」は、5人ひと組で国立競技場(笑)の400メートルトラックを半周しながらタスキをつないでいくというものでしたが、努力の結果、2位に半周(200メートル)以上の差をつけて優勝。
「綱引き」では、肌色のジャージ姿(笑)の歯学部が、あれよあれよと勝ち進み(日大ゴルフ部として超有名だった「経済学部」も)、準決勝!相手は「文理学部」。文理学部は当時無敵のアメリカンフットボール部「日大フェニックス」相手です。アメフトのユニフォームになんとチアガール付き!・・・しかし!・・・あっという間の勝利!
そして決勝。相手はこれまた敵なし日大相撲部が存在する「法学部」!相手は全員柔道着です。
そして・・・号砲数秒・・・肌色ジャージの勝ち! 「ムカデ競走」「綱引き」ともに優勝です。
この優勝の後、喜んでトラックを走っていた「綱引き」指導教授(笑)の後ろ姿が今でも忘れられません。
小さな力もチームワークで大きな力に・・・・・
チームワークは、日本の「美」「力」のひとつかもしれません。
最近では「チームワーク」よりも「個人技」が優先されてしまっているような気もしますが・・・。
∴「体育の日」=「運動会」なんです。