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コラム

可能性のある「モノ」

巷の書店には、多くの「物」、「道具」に関する本が多く売られています。
「本物の・・・」「究極のモノ・・・」等々。
「物」、「道具」に対する欲求は、男女問わず存在するものですが、こういった本では「男の・・・」などどいうタイトルが多いように思われます。一般的に、男性の欲求上の延長のある「物」、「道具」といったら、乗り物(自転車、バイク、自動車等)、万年筆、オーディオ、カメラ、時計、ライター、手帳、鞄などがあげられるのではないでしょうか。私も、この「物」、「道具」に多少なりとも興味がありますが、私は、どうやら可能性のある「物」、「道具」に興味があるようです。つまりカメラや万年筆は、私にとって、自分の見えない内面部分の創造力や考え方を思い切り表現してくれる無限の可能性を持った道具であり、「夢」を持った、道具以上の感情を持てる「モノ」であります。しかしながら、時計は、「物」、「道具」として見た場合(勿論大切なものではありますが)、究極の言い方をすれば、時間を知るための単なる道具にすぎないような気がします。今後も、「夢」を持った、「夢」を与えてくれる「物」、「道具」とともに、ある意味ワクワクしながら楽しんでいきたいと思っています。勿論、その他の「物」、「道具」に関しても、所有する目標、所有する喜びが、生活の活力になることも事実ですが・・・。 文・写真 酒井 公洋
IY9G8660-1.jpg 可能性のある道具?

IY9G8664-1.jpg 院長は作画中・・・。