お正月なので？「ハワイ」のお話・「ハワイアナホテル」

ハワイアナホテル・・・。

20年程前に、現地友人に紹介されたホテルです。
紹介された翌日に、散歩がてらにふらっと立ち寄り、スタッフの笑顔に促されるままホテルの庭のプールサイドに・・・。
ケイキフラという子供達のフラダンスのショーが始まりました。

あれから何十回、このホテルにお世話になったでしょうか。
ナガタ先生のもとでの勉強時代も、このホテルに数カ月間はお世話になりました。当時1泊約50ドル。１か月契約では、信じられない割引料金で、賃貸のアパートよりも安価でした。

50年以上前、椰子の木よりも低くしなければならないという州の法律の頃に建てられたという低層3階立ての実にローカルなホテル。
ホノルルのど真ん中、「BeachWark260」という素晴らしい場所にありながら、鳥のさえずりで目が覚めるホテル。
ホテルスタッフや、ルームメイドが皆フレンドリーで3日も滞在すればすぐに仲良し、ホテルゲストとも週末にはプールサイドでバーベキュー。両親や友人、院内旅行時のスタッフ、現地の知人、タクシーのドライバーでさえも「こんなホテルがあったんだ～！」と誰もが言いました。
想い出いっぱいのこのホテルが一昨年末閉鎖したという情報を耳にしました。
丁度、このホテルのすぐ隣に、トランプタワーという超豪華コンドミニアムホテルが開業してすぐのことでした。

ホテルのプールサイドのプルメリアの香り、ホテルスタッフの笑顔、朝の鳥のさえずりは、一生忘れないでしょう・・・。
とてもとても残念ですが、想い出は心の奥に大切にしまっておきます。

　　
右に行くとカラカウア通り、左がワイキキビーチ方面。

プールは、大小二つ。一年中花に囲まれています。

　　
小さいプールと、大きなプールサイドに咲いているプルメリア。プールが花でいっぱいになることも。

さようなら、「ハワイアナホテル」。