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コラム

良い仕事。

良い仕事・・・
良い仕事とは、我々の仕事に関しては、少なくともチームワークによってもたらされる結果であると思っています。例えば、医院に電話を頂いたときから、治療が終了しリコールに至るまで、スタッフ、診断、技術、技工、説明、指導、環境等、「心」の入った一つ一つの丁寧な行為の積み重ねの集大成が良い仕事を導いてくれるものであると思っています。

院長と同じ年のカメラがあります。1930年代前半のカメラです。70数年経過してもまったく軽くスムーズに各部分が「良い音」とともに動きます。小さなギアやネジ1つから人の手による「心」の入った丁寧な仕事により磨き上げられた部品の組み合わせが何十年経過してもこのようにスムーズな操作感を導いてくれているものだと思っています。冷たい金属の古いカメラからでもきちんとぬくもりが伝わってきます。
若い先生方にも話しますが、シャープで積極的な結果を求める診療もありますが、消極的と指摘されることがあったとしても、ゆっくり丁寧に・確実に、症状を追いながら最小限の侵襲で、一つ一つのステップの質を少しでも向上させて対応する診療も身につけていってもらいたいと思っています。

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これが、院長と同じ年のカメラと、母親と同じ年のレンズです。

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こちらは、以前掲載したことのある私と同じ年のカメラと、・・・と同じ年のレンズです。

夢があると思うのですが、自分では・・・(笑)