menu

コラム

ミラクル・ジョニー

先週、テレビのプロゴルフトーナメント放送で、男子・女子ともに3週連続の優勝がかかっているというアナウンスがありました。現在私は、ほとんどゴルフをしませんが、私がゴルフを始めた1970年代半ばに、米国ゴルフトーナメント開幕3連勝を成し遂げたプロゴルファーがいました。それが、「ジョニー・ミラー」です。しかも確か2年連続開幕3連勝だったかもしれません。つい最近まで破られることがなかった米国ゴルフトーナメント年間8勝もその頃だったと思います。「ミラクル・ジョニー」といわれ、金髪の印象的なプロゴルファーでした。当時、帝王ジャック・ニクラウス、神様アーミーのアーノルド・パーマー、院長を始め私も大ファンであった黒豹ゲーリー・プレーヤーの3帝王時代でしたが、それ以来私は、ジョニー・ミラー信者となってしまい(笑)寝ても覚めても「ジョニー・ミラー」でした。似顔絵も描けましたし、サイン?も書けました。中学校の机や壁(ごめんなさい・・・)にも書いていました。当時、今のように海外のプロゴルファーが日本のゴルフトーナメントに出場する機会はあまりなく、海外のゴルフトーナメントのテレビ放送や勿論インターネットなどありませんでしたから、お小遣いを貯めて買ったゴルフ雑誌の記事のみが「ミラクル・ジョニー」唯一の情報源でした。今米国では、レギュラーツアーと並んでシニアツアー(50歳以上)も大変人気があります。当時の懐かしいプロ達の顔や特徴的なスイング・プレーを日本でも時々テレビで見ることができます。(結構真似もできます(笑))
酒井 公洋
IMG_0020-1.jpg  IMG_0022-1.jpg
写真は、中学1年の冬休み、初ラウンドの時に使用したウッド(ドライバー)です。今では珍しい鉄芯入り、サイドソール付のパーシモン(柿の木)のウッドでした。記念にすべてのウッドをオーバーホールして今でも新品同様に保管してあります。当時、AOM(青木・尾崎・村上)の時代で、このクラブは、青木功や尾崎将司、杉原輝雄も使用していました。今流行の大きなヘッドのドライバーに比べると、容積では1/3位の小さな(当時は標準サイズ)ヘッドです。現在、「ハニカミ王子」が日本のゴルフ界では有名ですが、私の中学・高校時代は、「質実剛健・不言実行」の時代で、中学・高校時代に参加したゴルフのジュニアの夏合宿で、極度の緊張で「ニコニコ(ニヤニヤ?)」していたらエライ目(起床当番!)にあったことを覚えています(笑)。今は、ゴルフを取り巻く環境も、道具も大きく様変わりしてきています。