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コラム

毎年恒例

高校の頃より、写真を撮ることが趣味のひとつになっていますが、昨日、都内百貨店での「世界の中古カメラ市」を見学してきました。このカメラ市には、大学時代から、20年近く毎年のように通い続けています。世界の時価数百万円の骨董的なカメラから、数百円のジャンク品まで、見ているだけでも楽しい催し物です。
ただ、最近このカメラ市で感じることですが、ここ数年、カメラ市の規模も、人も少なくなってきているような気がします。デジタルカメラ全盛の時代ですからこのような状況は、仕方がないことなのでしょう。今後も、数の限られた新しく作ることのできないカメラ類ですから、時代経過や売買の循環にともなって、老朽化、廃棄処分の運命を辿るカメラもあるでしょうし、規模は縮小されていってしまうのでしょうか。もっとも、デジタルカメラのように電気的回路の使用されていない機械的なカメラは、賞味期限もなくメインテナンス次第で半永久的に使用することもできますが・・・。 酒井 公洋
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今、デジタルカメラよりも使用頻度の高い、私と同年齢(1963年製)のフィルム(銀塩)カメラ。