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コラム

岩槻藩遷喬館 開館

2006年5月1日、約3年の改修工事を終え岩槻藩・遷喬館(せんきょうかん)が開館しました。
すぐ隣の建造物ということもあり、毎日視野の中に入り込んでくる馴染み深い建物ではあるのですが、過去、1度しか入館したことがなく、改修後の開館の日にはじっくり拝見させていただきました。GW中ということもあり多くの方々が見学に訪れています。

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以前は大分傷んでいました(2004年1月撮影)
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工事開始(2004年2月~)

IMG_3509-1.jpg  建物外観完成(2005年3月撮影)

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開館直前の今春には紅白の梅が咲いていました(2006年3月撮影)

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開館式典(2006年5月1日)
「埼玉県指定史跡・遷喬館は岩槻藩に仕えていた儒者・児玉南柯(こだまなんか)が、岩槻城外郭内裏小路の一角に開いた家塾で、後に藩校になりました。最盛期には梅林を伴った広大な敷地の中に、武芸稽古所、菅原道真を祀る菅神廟、南柯の自宅、築山・池泉、観望台などが設けられていました。藩校は全国に多くありましたが、県内において保存されている藩校はこの遷喬館が唯一のものです。」
さいたま市発行パンフレットより。

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医院の形もなんとなく似ているような気が・・・。 文・写真 酒井公洋