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コラム

最後の?フィルムコンパクトカメラ。

フィルムを購入することも最近では困難になってきていますが、消費ペースは激減していてもまだまだフィルム撮影を楽しんでいます。フィルムを入れてシャッターを押すだけで綺麗に撮れるものですからフィルムの一眼レフカメラよりはるかに出番が多いのがこのコンパクトタイプのカメラです。
このカメラは、マニュアルでも撮影できますがほぼオートで撮影できるカメラで、お気に入りのカメラです。京セラがこのカメラを発売して約三年後、まさにちょうど10年前の今日、2004年12月22日に京セラ(コンタックス)ブランドのすべてのカメラの発売中止、そしてカメラ部門からの撤退を発表しました。
もっとも京セラの本業?はカメラではありませんから、当時の辣腕社長、I氏の意向?でそうなったのかもしれません。チタンの外装、サファイアのシャッターボタン、カール・ツァイスのレンズ等々カメラ随所に京セラの技術がぎっしり凝縮されたカメラでしたので、当時とても残念に思ったことを覚えています。
カメラ好きの多くの方々も言っていますが、これからもずっと手元に残しておきたい銘機であると断言(笑)できます!

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Contax T3

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