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マルファン・ネットワーク・ジャパン(MNJ)
マナー
昨日ゴルフ日本オープンで、石川遼選手がバンカーからのショットの時に携帯電話のカメラのシャッター音でプレーが中断されるという出来事がありました。結果的にこの時のショットのミスがひびいてプレーオフ、そして優勝を逃してしまいました。
最近のゴルフブームを見ているとマナーに対する意識がいまひとつのような気がしてなりません。
たとえば試合中にも好意の選手以外のミスに対して拍手をしたり、目的の選手のショットの後にすぐ後を追って動いてしまったり・・・テレビで見ているだけでもかなりの数にのぼります。
ゴルフは、(他のスポーツもそうですが)特にマナーの厳しいスポーツで、今ゴルフはしませんが、私も高校時代のゴルフジュニアの合宿では、服装(簡単なものでも、ゴルフ場への行き帰りにはジャケット、プレーには襟付きシャツ、暑いときでも短いズボンは禁止で、太ももまでのズボンにハイソックス等々・・・まだまだ数多く)や立ち位置(相手に迷惑をかけない場所、行為)には特に厳しく教育されました。また帽子もしかりで、ゴルフではプレーをする前後の組との距離を考えてプレーをするわけですが距離が遠いと他の組がよく見えません。そこで帽子なのです。「お先にどうぞ!」「ありがとう!」等々の挨拶は帽子を取って高く上げることによってその意思表示がなされるわけです。
一方で、前述した行為に対しても動じない精神力というものも必要になってきます。日大時代の練習では、ショットの直前に同じ組で回っている仲間が、ショット直前にさまざまな悪口を言います。「おいおい、あの構えで大丈夫か?どっち向いてんだ?ズボンに虫が・・・」等々、さらにショットの直前にポケットに入っているティーを近くに投げたりもします(あくまで練習という意味ですが・・・)。すごすぎます・・・!。
マナーは目に見えないものであって、法律や規則ではありません。たとえば商売においても、売り手、買い手にもマナーはあります。お客にもお客のマナーがあります。この目に見えてこないマナーや相手を思いやる気持ち、スポーツマンシップがスポーツ(それ以外でも)におけるスマートな行為なのではないでしょうか。
「美歌」コンサートありがとうございました!