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コラム

梅雨明け

長い梅雨が明け、正味2週間の日本の短い夏が始まります。
1年のうち、こと関東に関しては、本当に真夏といえる期間は、「梅雨明け10日」と言われている位のほんの数日ではないでしょうか。
この正味2週間の夏よりも、前後約1ヶ月の「来る夏」、「去る夏」を情緒的に鑑賞・している期間こそが、日本の夏なのかもしれません。
期間が短いということは、イメージ・イベントとしての「夏」として抽象的なある種の憧れが存在してきます。歌や小説などにも象徴的な「夏」を頂点として「来る夏」のワクワク感、そして「去る夏」の寂しさ、「夏の余韻」を表しているものが非常に多くあります。日本の場合は、体感的な気温・湿度も影響していると思います。世界的な異常気象によってこのような季節の移り変わりが、わかりにくい環境になってしまわないように・・・。

最近の地球温暖化の原因に海水表面温度の上昇が言われていますが、熱くなった「お風呂」のように、世界の海をほんの少しかき混ぜる???ことによって一気に海水温は下がるそうです。ただ、何を使ってかき混ぜれば良いのでしょうか・・・。酒井 公洋
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